ADHD(注意欠如・多動症)とはどんな病気?

脳の「実行機能(行動をコントロールする司令塔)」の働きに偏りがあるために、「不注意」「多動性」「衝動性」が目立つ特性です。 大人になると「多動(じっとしていられない)」は落ち着くことが多いですが、「頭の中が常に多動(思考が次々飛ぶ)」、あるいは「不注意(締め切りを守れない、忘れ物、ケアレスミス)」が目立ち、社会生活で評価を落としてしまうことが二次的な悩みとなります。

どんな人がかかりやすい?

  • 幼少期から「落ち着きがない」「片付けが苦手」と言われてきた人: 以前は子供の病気と思われていましたが、大人の約2.5%に特性があると言われています。
  • 環境が複雑化した人: 学生時代は成績が良くても、マルチタスクを求められる社会人になった途端、適応できなくなるケース(高学歴ADHD)も少なくありません。

ADHDかも、と思ったらどうすればいい?

ADHDには、不注意や衝動性を緩和する効果的な治療薬があります。薬によって「頭の中の霧が晴れた」「衝動的に買い物をしなくなった」と劇的に改善する人もいます。 並行して、「仕組み化」を徹底しましょう。リマインダーを多用する、物は決まった場所に置く、大きなタスクは細分化するなど、自分の脳の弱点をテクノロジーや習慣でカバーする戦略を立てます。